プログラミング+α学習ブログ

勉強したことの備忘録です。

備忘録/ユーザーインターフェース設計入門(10)

備忘録続き。コレ読んでます。

〔重点〕これからのUIの教科書 ~ユーザーインターフェース設計入門


モードの有無

モードがないUIとは

ある操作をしたとき、必ず同じ機能として受け付けられるもの

モードがあるUIとは

状況次第で異なる機能として受け付けられるもの

同じ操作にはいつでも同じ機能で応えようとするアプリが比較的多い。例外は少ない方が良いから。

モードの有無はどちらが良いか

嗜好に正解はない。viとEmacsの論争に結論が出ていないのと同じ。
但し、モードは少ないほうがミスを未然に防止するという意味では価値が大きい。

枝分かれするシーケンスと、直線的なシーケンス

枝分かれすると利用者が先に怒る状況を予測しにくい、というUI的な問題がある。
一方で、利用者ごとに過不足のないUIを提供するという意味では、枝分かれするシーケンスは好ましいのも事実。例えば、男性に向かって出産歴を質問する意味はない。そのようなページはどんどん飛ばす分岐を用意する。

利用者が間違わないように配慮されたUIを提供することが重要。

長いシーケンスと、短いシーケンス

長過ぎる説明は読んでもらえない。だから、シーケンスをある程度以上長く伸ばす意味はあまりない。過剰に詰め込みすぎるとわかりにくくなるので好ましくない。詰め込みすぎない範囲でできるだけ短くまとめると良い。
長くなる場合は、できるだけ変更が少なくて済むようなデフォルト値を最初から設定しておくなど、手間を減らす配慮をする。例えば、男性が多いサイトなら、あらかじめ性別として男性側をチェックしておくと良い。

「あと一息です」はダメ

長いアンケートを応えている時に「あと一息です」と出すのは悪いUI。
全体の進捗割合、あと何分ぐらいかの目安、残りの設問数を示すのが良いUI。
利用者が自分の未来の行動を予測できるように、より具体的な数値や割合を提示する。